ぴろQ今月の一本!(4月)
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原題:Marvel's The Avengers 2012年作品
いやぁ~良く出来ていた!よくも全く違う個性を持ったヒーローたちの活躍を一本の映画にまとめてくれた。私は劇場で鑑賞しなかったことを後悔しました。この手の作品好き物の気持ちをガッチリ押さえた脚本、演出、特撮で久々大満足。ネタバレになるかもしれませんが・・・
物語としては・・・スターウォーズが”遥か彼方の銀河系を舞台にした壮大な親子喧嘩”だとすれば・・・これは”地球を舞台にした壮大な兄弟喧嘩に端を発したアメコミーヒーローの一大戦記!”中盤からの展開は「ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀」で、結末は「スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でしたが・・・脚本が良いとこんなにも化ける物なんですね。最初は反目し合った登場人物が力を合わせて敵を倒す・・・ツボを押さえた展開に、久々胸が熱くなりました。端役含めて登場人物すべて素晴らしい!
エンドタイトル後のエピローグもギャグが効いていて好きです。
8点/10点満点中
【30本目】
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昨年、劇場で公開され初日に見に行って脱力した一本!ひょっとしてDVDで見直してみたら良さがわかるのでは?と思い借りてきました。最初吹き替え版で見ようと思いましたが・・・やっぱり恐くて見る事ができませんでした。確かに映像は素晴らしい!しかし・・・シナリオが完全に破綻している。張巡らされた伏線は尽く回収されずやりっ放し。物語の登場人物の誰一人として感情移入できずエンディングを迎えた。前回鑑賞した直後の印象(ネタばれ注意:私にはこう見えた!プロメテウス その1、ネタばれ注意:私にはこう見えた!プロメテウス その2)と、さほど変わりない印象。続編が製作されて、本作の伏線が回収されたら、それはそれで凄いのかもしれませんが・・・
7点/10点満点中
【28本目】
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原題:Le Renard et l'Enfant
2007年フランス作品。「皇帝ペンギン」の監督、リュック・ジャケが撮った野生のキツネと少女の物語。単に動物と人間のほのぼの交流物語で終わってない所が良い。特に後半の展開は衝撃的だった。さすが動物ドキュメンタリーで賞を獲った監督さんだけあって動物のシーンは、中の人がいるみたいにうまく演技している。特筆すべきは撮影の素晴らしさ!オープニング~タイトルまでのトップシーンには鳥肌が立った!大自然の神秘、荘厳さ・・・と言う点では「もののけ姫」に影響を受けているのではないか(オマージュ?)と感じられるシーンもあった。
8点/10点満点中
【27本目】
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原題:The Wind and the Lion
1975年のジョン・ミリアス脚本、監督作品。1904年北アフリカのモロッコを舞台に、預言者ムハンマドの血を引く砂漠の王者ライズリの物語。この手の作品に良くありがちな・・・一見、野蛮な先住民が実は文化的で、かの地に進出してきた欧米列強の方が実は野蛮だった・・・と言うシークエンスを見事に踏襲。ショーン・コネリー演ずる実在の人物ライズリは抜群に格好いいのですが・・・何せ盛り上がりに欠ける。ルーズベルト大統領が登場するシーンで紳士的な日本の軍人が登場するのはジョン・ミリアス監督の日本人へのリスペクトでしょうか?印象的な音楽は・・・どこかで聞いたことがあると思ったら・・・スタートレック('79)のクリゴン戦艦登場シーンの音楽にそっくり!調べたら・・・同じジェリー・ゴールドスミスでした。黒澤明信棒者であるジョン・ミリアス監督らしい歴史アクション。
7点/10点満点中
【26本目】
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ロバート・ゼメキス製作、サイモン・ウェルズ監督2011年作品。全編モーションキャプチャーのCGアニメで劇場公開時は3Dで公開された。少年マイロが火星人に連れ去られたママを助ける冒険物語ですが、さすがディズニー・・・当たり障りのない・・・毒にも薬にもならない話に収まっていました。エンドタイトルはQUEENの「愛と言う名の欲望」映像は「タンタンの冒険」を見た時も思いましたが・・・もう役者がいらない位、実写に迫っていて迫力があります。ここまで来たら、人工知能つけた「マックス・ヘッド・ルーム」がいつ現れてもおかしくない!多分、現在進行中のスターウォーズの新作もこの勢いで作ってくれたら期待が持てそう!いっそ旧三部作の主要役者はモーションキャプチャーで作ってしまって、声だけ当てた方が良いんじゃないか?
7点/10点満点中
【25本目】
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BShi ハイビジョンシネマ 英題:Nobody Knows
2004年作品。今は無きNHK-BSハイビジョンで2010年に放映された分をやっと鑑賞。カンヌ映画祭最優秀主演男優賞を始め各国の映画祭で評価されただけあって、なかなか見応えある作品でした。実際に起きた”巣鴨子供置き去り事件”にインスパイアされた作品。大人の身勝手で社会から孤立した四人の兄弟の生活を淡々と描いた物語。極端に少ない台詞と、引きの映像が印象的でした。子供達を始め、役者の演技が自然な感じがする所にリアリティを感じる。多分かなりの部分アドリブで撮影されていたのではないでしょうか。何故か主人公の柳楽優弥の明に感情移入できなかったのは・・・「なんでコイツが豊田エリーと結婚したんだ!?」と言う個人的嫉妬心があるからかもしれない(笑)
8点/10点満点中
【23本目】
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