笑の大学
2004年作品。三谷幸喜原作・脚本。オリジナルは'94年のラジオドラマ'96年の舞台。昭和15年、戦争への道をつき進む日本での浅草の喜劇作家と検閲官の物語。検閲官の無理難題に沿うように舞台の脚本を書きかえるシチュエーションは先に鑑賞した「ラヂオの時間」にも通じる所もあって・・・作家として当然な話、三谷氏は自分の作品に注文付けてくるプロデューサーやらスポンサーやら役者やらに一つ思う所があるようだ。一本の映画として見てみると・・・決して悪くないのですが、オリジナルがラジオドラマ~舞台なので・・・どぉ~も映画向きな感じがしないのと・・・やっぱりキャスティングに難がある。主演の稲垣吾朗の誠実な演技は良いんですが・・・昭和初期にあんなお洒落な奴いねぇーよ!と言うのが先立ってしまうし、役所広司も外地から戻って来たカタブツ検閲官の割には貫禄と迫力に欠けている。
7点/10点満点中
【16本目】
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