第9地区
2009年作品。日本公開がアバターの余韻が残る2010年4月にずれ込んだのと、広告の悪さ(TVCMでは徳光和夫が出て、何やら講釈たれてたな・・・)でイマイチぱっとしなかった不運な作品でした。しかし・・・今回鑑賞しての感想は・・・評判通り素晴らしい作品でした。インタビューを交えたドキュメンタリータッチに仕上げたのと、適材適所のVFX効果で、絶対あり得ない「難民と化したエイリアンのキャンプ」を低予算ながら素晴らしいリアリズムで表現。特筆すべきは、本作ほど主役とエイリアンに対する印象が、オープニング~エンディングで変わってしまう作品も珍しい!と言う事。監督の演出力に脱帽してしまいます。単にエイリアンと人類との構図に囚われず、南アのヨハネスブルグと言う舞台を考えると、SFと言う枠にはまらない社会的メッセージも受けてとれる・・・
9点/10点満点中
【176本目】
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コメント
いやぁ、、、仙台で見ましたよw
ついついおもしろくて。
あの主人公のダメダメさがいいですねぇ。
しかし、この作品のいいたいことがわからん
結局ふえていくエイリアン。www
ダメなやつらはどうしようもない。
ということですか?
燃料で組織が変化するのもわからんし
投稿: うぶすぶ | 2010年12月 1日 (水) 18時28分
>うぶすぶさん
確かに細かい所を突き詰めると、作りの甘さ・・・と言うか説明不足も否めませんが、久しぶりにB級SFで生きの良いのが出て来た!って感じですよね!!
投稿: ぴろQ | 2010年12月 2日 (木) 15時55分