ベンジャミン・バトン 数奇な人生

原題：The Curious Case of Benjamin Button

2008年、ブラッド・ピッド主演、デイヴィッド・フィンチャー監督作品。80歳の姿で生まれ、年を追う毎に若返っていく男の・・・まさに数奇な人生の話。絶対にあり得ない設定ですが、最新のデジタル技術でリアリティあふれる作品に仕上がっていて、この年のアカデミー賞も技術面が評価されたようでした。確か、日本公開時も「ブラッド・ビッドが御爺さんに！」と言う所を前面に押し出して宣伝していたなぁ。しか～し、これが、物語も結構良く出来ていて、生まれながらにして特殊な状況に陥った孤独な男の物語を通して、生きる意味とは？人生とは？人への愛情とは？・・・を、こんな私でも・・・じんわり考えさせられました。ちょっと長いけど・・・エンドタイトル直前がが良いんだなぁ～これが・・・

9点/10点満点中

【113本目】