エイリアン
久々見ました。リドリースコット監督とH.R.ギーガーの名を一躍有名にし、シガニーウィーバーの女優人生を決定付け、後のSF映画に多大なる影響を残した作品。日本ではスターウォーズ(ep4)公開翌年、20世紀フォックスの夏休み映画で、私はてっきっり二匹目のドジョウを狙った作品か?と思っていましたが・・・これが今まで見たことの無いSFホラー作品になっていました。30年以上たった今見ても、何の遜色も違和感も感じません。特に、リドリースコットお得意の「光と影」の演出は素晴らしい。ノストロモス号内の使い古された感じや、一聴無駄に思える「雑音」のような音響効果も、物語にリアリティを持たせている。ジェリーゴールドスミスの音楽は不協和音に弦楽器にディレイを加えた独特のスコアで恐ろしさに効果をあげている。今だったらCGで全部見せてしまうけど、卵~フェイスハガーあたりは、異星人(エイリアン)の生き物としての生々しさが伝わってくる。
9点/10点満点中
【27本目】
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