スタートレック -ディレクターズ エディション特別完全版
原題 Star Trek: The Motion Picture
TV放送版を何度か見ましたが、やはりバッサリ切られていたみたいだったのと、本作は特別版ということもあって、まったく違う印象をもちました。
コロンビアの「未知との遭遇」・20世紀フォックスの「スターウォーズ」・ワーナーの「スーパーマン」のヒットでパラマウントピクチャーが出してきたSF作品は1960年代のTVシリーズの映画版!しかも監督はロバートワイズでこれにまで無い大作嗜好の作品。特撮はギャラクティカの一件でILMを追い出されたジョンダイクストラと「サイレントランニング」のダグラストランブル(私この人達の光学撮影のミニチュア特撮大好き!)音楽はジェリーゴールドスミスもTV時代のテーマ曲を織り交ぜながら、勇壮なテーマ曲(現在でのシリーズでも使われている)も格好いい!!
「スターウォーズ」は連続冒険活劇に影響を受けた派手派手な映画ですが、本作はテーマを含め「2001年宇宙の旅」を意識した趣のある重い作品に仕上がりました。
かつてのTVシリーズに思い入れたっぷりのスタッフが大切に作り上げた一作。
8点/10点満点中
【2本目】
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コメント
私もトランブルの撮影が大好きです。「未知との遭遇」や「ブレードランナー」の特殊なレンズを使った、あのニジミのある光はいいですね。
この映画のエンタープライズのドッグ入りのシーンは素晴らしいの一言です。あの巨大感。照明のいいこと。あれは2メートルくらいの小さいミニチュアなんです。ロゴ灯などの円形の光はデンタルミラーを使った反射です。あのアイデアと独創性は絶対、日本の特撮ではマネできません。
ゴールドスミスのテーマもいいですね。「スターウォーズ」のテーマと双極です。どこかに出発する時、冒険に向う時にピッタリの曲です。
投稿: スタンリー | 2009年2月 1日 (日) 09時51分
>スタンリーさん
>>あのニジミのある光はいいですね。
そうなんですよね~!あのニジミがいい具合にリアリティを出してますよね!あのミニチュアエンタープライズ号は国立航空博物館に展示されているらしいですね!スタトレファンならずとも一度実物モデルを見てみたいものです^^
メインテーマ曲も素晴らしかったですが、クリゴンのテーマも格好良かったし、時々TVシリーズのモチーフが織り交ぜられていたのも「センスあるな~」って感心しましたよ~
投稿: ぴろQ | 2009年2月 1日 (日) 18時01分