華氏911
ボーリングフォーコロンバインで独自の視点からアメリカの銃社会へ問題を投げかけたマイケルムーア監督。近日彼の新作「シッコ」が公開されるので、この作品を見てみた。
9・11アメリカ同時多発テロの前後の当局関係者の発言の矛盾やその後の経緯の不条理な点をズバズバ斬って面白い。メディアが氾濫しているアメリカの社会での情報の操作なども興味深い。
そして・・・物事が進行していくうちに、誰が得して誰が損しているかが、はっきり浮かび上がってくる。
そこでラスト近くで監督が取った行動は・・・正論でありながら実に皮肉が効いていて痛快である。
まぁ・・アメリカの政策に対してYES MANでしかない(・・というかYES MANにならざるを得ない)わが国も、対岸の火事とのんびり構えていられない・・・
社会に格差が広まっている昨今、日本も同じような道を辿るのではなかろうか・・・という不安も感じた。
8点/10点満点中
【118本目】
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